nekojiro612’s diary

孫の小遣い稼ぎの空売りマン

生き延びるために一番大切なこと

生き延びるために一番大切なこと

 

 これから日本社会は前代未聞の激動期に入ります。何か起きるか全く予想がつきません。ですから、若い人たちに伝えたいのは「オレはこうやってビジネスで成功した」とか「こうやって金持ちになった」というような自慢げな成功事例や経験則には耳を貸さないほうがいいということです。人口減少世界ではどうやったらサクセスできるかについては、過去に成功事例がありません。この状況下で若い人に告げるべき言葉としては「やりたいことをやりなさい」ということしかありません。「成功者」の教訓に従って、「やりたくないことを我慢してやる」ということだけはしない方がいい。嫌なことを我慢したあげくに、なにもいいことがなかったら、文句のもっていきようがないでしょう?

 人はやりたいことをやっているときに最もパフォーマンスが高くなります。難局に遭遇して、そこで適切な選択をするためには、他者の過去の成功事例を模倣することではなく、自分自身の臨機応変の判断力を高めた方がいい。そして、自分の判断力が高まるのは「好きなことをしているとき」なんです。「自分は本当は何をしたいのか?」をいつも考えている人は「これはやりたくない」ということに対する感度が上がります。そして、生物が「これはやりたくない」と直感することというのは、たいてい「その個体の生命力を減殺させるもの」なのです。自分の生きる力を高めるものだけを選択し、自分の生きる力を損なうものを回避する。そういうプリミティブな能力を高めることがこの前代未聞の局面を生き延びるために一番大切なことだと僕は思います。

 自分がしたいことがあったら、それをする。自分が身につけたい知識や技術があったら、それを身につける。自分が習熟したい職能があったら、それを学べばいい。つまらない算盤を弾いてはいけません。「一時我慢して、それさえなんとか身につけておけば、あとは一生左うちわ」などというものにふらふらと迷い込んではいけません。弁護士や医師でさえ雇用の危機だという時代になるんですから。

 あと、若い人には仕事は世の中に無数にあるということを伝えたいですね。無数にあるけれど、一つ一つの求人数は少ない。そういう求人情報は若い人たちのもとには届かない。求人と求職をマッチングするシステムがないからです。僕が聴いた話で面白かったのは「鎧の修復」の仕事です。

 日本の鎧兜って、世界中の博物館、美術館に展覧してあるでしょ?でも、繊維や皮革は必ず経年劣化する。だからそれを定期的にメンテナンスする専門職がいるんです。受注件数はたいして多くないけど、ニーズは安定している。その修復技術の後継者がいないらしいんです。年収2億円ぐらいになるんだけど、誰かやる人いないかなって話を聞きました。

 でもそういう仕事って「やります」っていう人が3、4人もいたら、もうあと何十年かは間に合っちゃうわけですよね。だから、求人広告を出すほどでもない。何かのはずみで聞きつけた人がいたら「ご縁があった」というような話です。刀鍛冶とか能楽師とか、後継者がなくて困っている業種って、いくらでもあります。

 ネットの就活情報だけ見ていると、ごくわずかな就職先に新卒者が殺到しているように見えるでしょうけど、それは企業と就職情報産業が作り上げている幻想です。狭い求人市場に大量の新卒者を送り込めば、求職者の間で競争が激化して、結果的に企業は能力の高い労働力を安価で採用することができるから。「君の替えなんか、いくらでもいるんだから」というのが雇用条件を切り下げるときの殺し文句ですからね。(中略)

 AIによって代替不能の仕事ってこの世に山のようにありますよ。合気道の先生なんてロボットには絶対できないでしょ。だから若い人たちは何も不安に感じることはないと言いたいです。もちろんある種の製造業やある種のサービス業は、機械に取って代わられるかも知れませんけど、人間の微細な感覚や、白黒のはっきりしないグレーゾーンの判断力とか、原理的には解けない問題を常識で解くというようなことは人間にしかできない。『人口減少社会の未来学』でも、若い人たちへのエールとして「最後に生き残るシステムとは何か」について書きました。これからの厳しい時代を生き延びなければならない次世代の健闘を心から祈っています。

                 内田 樹  『サル化する世界』より転載

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 コロナ禍のせいで、なかなか企業業績も厳しいところが増えているようだ。戦後最大規模のGDPの減少が起きているのだから、それを受けた一部の業界の雇用がたちまち酷い状態になるのは容易に想像がつくということだ。今回は、コロナの特性上、緊急事態宣言の発出によって日本中の対面サービスが必要な業種が壊滅的な被害を現在も受けている。未だワクチンの普及の遅れた日本には立ち直りの兆しは見えない。

 雇用調整助成金や給付金が切れると途端に解雇、失業、廃業、倒産が急増するのは明白で、職場や仕事を失った人は、即座に生活に困る人が増えるだろう。誰かに雇用されている限りにおいて、常にそういう失業のリスクはついて廻る。それが嫌なら自分個人の能力や技術を磨いて仕事を作り出して自営業をすれば、仕事そのものが消滅しない限り生きていくことが可能になる。

 

 酒田の古の相場師なんて、AIに代替するのは多分不可能だろう。そもそも逆張りって概念や動作をどう数値化するんだろう?両建てとかドテンとかナンピンとか逆差しとか、時事刻々変動する株価に対して、どうやって感覚と技術を組み合わせて瞬時に波に乗るというような(あるいは逃げてやめてしまうような)、人間のアンビバレンツな感覚と操作を再現できるのだろう?それが可能なら既にとっくに大手のファンドや証券会社がAIにできているはずであり、それができれば世界の全ての富がそこに集中するはずであるが、一度もそのような事は過去に起きていないし、これからも起きる事は無いだろうと思う。LTCMの過去の失敗がそれを証明している。マイロンショールズとロバートマートンの開発したオプションのブラックショールズ式はノーベル経済学賞を受賞したが、結局ドリームチームは2度も破綻した。つまり運用面においては最後は人間の意思決定であり、それは数式化しても実用性がないということである。ゴールマンや野村は膨大なアルゴリズムの開発資金を持っている。様々なアルゴリズムを日夜開発しているが、酒田罫線法に関しては聞いたことが無い。

 伝統芸の継承者がいないのはどんな業界でも似たようなもので、相場師の世界でも酒田罫線法の相場師は少ない、というか今まで僕は実在人物を誰一人知らない。立花さんの操作はある部分は定式的な酒田だが、頻度は7割ぐらいである。反対玉を逆行で大半を立てるが落ちは順行が大半だ。利食いでも損切りでも同じ。つまり最終的には個人の任意の感覚と操作なのである。『イヤーな感じ』を受けた瞬間にスパッと落とす。この個人的な感じが全てと言って良い。それほど稀な操作である。だから会得すれば何億もの金になるのは無論当然である。鎧兜の修理職人と同じで、成り手が全くいないのだ。(爆)そういう仕事が(感覚と操作の連鎖が)ある事さえ全く知られていない。

 

 僕が「空売り通信」や「初心者動画」という他者に利益を与える知識や技能を販売しているのもの、後継者をなんとか作りたいという願いからである。という事で、うねり取りを逆張りで操作する方法の取得は、自営業として相場で生きるための感覚と技術である。相場の世界で生き延びるために一番大切なことは、相場が好きであるという事、これに尽きるだろう。上達の必要十分条件がこれであると思う。

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ひらまつ
2764 東証1部
買付
一般
500株
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成行
(条件なし)

217円
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108,919円
2021/06/24 11:04
当日のみ
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東邦亜鉛
5707 東証1部
売付
一般
100株
100株
1,904円
(条件なし)

1,904円
--
189,981円
2021/06/24 11:00
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日本信号
6741 東証1部
買付
一般
300株
300株
成行
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915円
--
274,919円
2021/06/24 09:51
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