nekojiro612’s diary

孫の小遣い稼ぎの空売りマン

サマーラリー始まる

 

 

 6月24日に友人が死んだ。73歳、膵臓癌ステージ4で熱海の僕が過去に入院していた大学病院で治療していた。東京からの移住組で元は共同通信の外信記者で米国滞在が長かった。病気が見つかってからそれでも2年生きたから、余命宣告1年を大幅に伸ばしての最期だった。同年代の友人がこの様に残念な結果になって、夫婦がシングルになっていく。次は自分の番か?と誰もが思うだろう。

2週前に運転免許更新をしたが、次回は70歳を超えるから『高齢者講習』を事前に教習所で受ける必要があるらしい。すでにそれを受けた姉(75歳)に聞いたら、チョロイから誰でも視力だけあれば大丈夫との事。だからあとまだ1台何か買いたいなあと思う。

死ぬ直前に坂本龍一が最後は英国車に乗りたいと日記に書いていた。それは良い考えだなあと思う。あの無駄の塊の英国の運転感覚は素晴らしい。無駄の無いドイツ車に長く乗ればそれがよくわかる。アストンでもベントレーでもロールスでもミニでもなんでも良いが、理屈っぽくない感覚的な車に乗って終わるのは素敵なカーライフだろう。

 2年ほど前から、老人医療の専門医の本を数冊読んでわかったことがある。専門医は『好きな事を出来るだけ沢山楽しくやるのが最後の老後の最も幸福な生き方であり、病気はなる時はどんなに注意してもなるから避けるのは無駄である。』

つまりやり残した事がない様に、どんどん積極的に普通の生活するという事である。

いくつかの注意事項として、規則正しい生活と運動、食事をする事。たったそれだけである。という事で、まず僕はスニーカーの良いのを買った。1日8000歩歩くために、滑りにくいソールと軽いアッパーを選んだ。1時間ほどJRに乗って知らない駅に行って、海岸まで歩く。それで大体8000歩になる。ランチを取って、買い物をしてまた電車で帰る。都合2時間ほどは好きな本を読む時間が出来る。一石3丁である。

 

 6月28日は東京に花材の仕入れの手伝いに行った。東京フラワーポートという西葛西にある卸売市場に初めて行った。環七の終点付近にある市場だ。ついでに上野の美術館でジョルジュDEキリコ展を見る。形而上絵画というシュールレアリズムの初動期の絵画展である。午前中から大入満員の盛況で、僕はシニア割で2200円が1500円になった。老人は映画も美術館も常にお得である。

夜は義妹と日本橋ステーキ屋で宴会。うまいジンファンデルを飲んでご機嫌だった。もう還暦を超えているが65歳の定年まで東京で働くつもりらしい。その後は熱海で暮らす予定で、小さい60平米程度のフラットを探している。

29日から6月月足更新をしている。1日14時間、3日で40時間ほどで終わる作業だが、加齢のせいで視力が落ち、姿勢が悪いせいか首と背中が凝って疲労が激しい。いつまで出来るかあまり自信がないが、1200枚の更新が出来なくなれば猫塾は解散終了だから、まだもう少し粘ろう。納期が少し遅れても続ける事が出来るならまだ数年はやれるのか?

 

本日後場、225は再度4万円に乗せた。調整は3ヶ月で終わり、再度高値を奪回に向かうことになるのだろう。サマーラリーが始まる。銀行やバリューの大きな上昇がまた始まると思う。