nekojiro612’s diary

孫の小遣い稼ぎの空売りマン

静かな円逃避

 同世代の有名人の死亡記事が目立つ。古希付近になれば、仕事で無理をしてきた人が調子を崩して死亡するのはやむを得ないけれども、ここ一、二年はその数が激増している印象だ。コロナによって、あるいはコロナワクチンによって免疫機能が低下して、様々な疾患が表面化して複合的な要因で死亡するケースが増加していると考えられる。

ガン、肺炎やインフルエンザ、心筋梗塞脳梗塞など同世代の人の病死が多い。

日本人は長時間低賃金労働を当然と考えているようだが、それは間違いだ。仕事は生活のためにするのだから、まず生活が快適な事が一番大事である。社畜なんて馬鹿のやること。もっと自分のために働くことを考えた方が良い。r>gなんだから。

 

 なるべく無理をしないで、自分に合ったペースで仕事をしたり、運動をしたり、遊んだりするのが良い。その点で自営業は自分勝手なやり方でもなんとかなる。別段、経済的成果を多く望まないのだから、不真面目にだらだら好きな事だけして働けば良いと思っている。

家から駅まで下り坂をゆっくり歩いて東海道線で平塚まで乗る。45分、本を読んでいる。駅からマップを見て「ころも」という天丼屋まで2.5キロ歩く。2600円の穴子エビイカ天丼を食べて、虹ヶ浜まで1.5キロ歩く。砂浜で30分ほど波を見て、駅まで3キロ歩く。駅前のスーパーで夕飯の材料とたい焼きを買って電車に乗る。熱海駅からバスで美術館まで乗って、エレベーターで山頂まで上り、そこからフラットまで降る。総距離9.8キロ、13800歩。少し汗ばむ良い運動だ。



 中国経済が不動産バブルが弾けて悲惨な状態に落ち込んでいる。デフレで生産、輸出、消費が壊滅的であり、株式市場も不動産市場も底が見えないほどの低落ぶりだ。その影響で、中国人富裕層が自国の資産を売って、日本市場の株式や不動産をどんどん買い始めている。そのせいで日本株も不動産も大きく値上がりしている。当面、この中国人の日本資産の大量購入は続いていくと予想される。

 日本の1990年代のバブル崩壊がなんとか一段落するには12年かかっている。中国のバブル崩壊の規模は日本の10倍以上だから、より長期間デフレで苦しむことになるだろう。その間、中国の富裕層の資産の多くは、インフレの国に向けられる。それが日本であるのは間違い無いだろう。

 

 昨年3月から、日本株は劇的に上昇を続けている。理由の一つは円安のせいもある。外国人に取れば円安は日本株を安いコストで買う事ができるので、円が安くなればなるほど外国人の買い越し額が増加する。この調子で、長期の円安トレンドが継続すると円ベースの平均価格がどんどんと上昇し続ける。ところが不思議なことに日本人の多くはドルベースのNY指数を買っている。今後も円安によって投資効率が低下するにも関わらずだ。円転でドルを買えば当然円安要因になって、自分で自分の首を閉めていることになるんだが自覚がないようだ。またデジタル赤字がどんどん拡大している。マグ7にどんどんと金を吸い上げられている。消費の第7大陸はネット空間なのだ。アメリカ企業が支配するこの第7大陸に資金がどんどんと吸い込まれていく。その結果ドル高が必然的に続いていくことになるだろう。

 

円資産の半分程度をドルに変えた方が安全だろうと思う。今、静かな円逃避が起きているのだ。