nekojiro612’s diary

孫の小遣い稼ぎの空売りマン

油の時代

2月も23ヶ月実質賃金低下継続となった。インフレのせいだ。5%賃金が上がっても10%物価が上がれば、実質賃金は5%下がる。賃金は春闘で年に1回しか改訂がない。賞与で帳尻合わせても物価ほどには上がらない。この状態はしばらく続くだろう?どうすれば良いのか?

生活に密接な物価は16%、18%と上がっている。しかも政府の補助金を何兆円も支払ってもその状態だ。これで補助金が無くなると、電気、ガス、水道、ガソリンと全てがまた上がる。5月からそうなる予定だ。

戦争が中東で起きて、物流が混乱して、OPECが減産継続なのだから、WTIが100ドル未満の方が不自然だろう。今後も時間の問題でエネルギー価格が上昇してインフレは更に酷くなる。当然物流費上昇が物価全般に波及するから、日本のインフレ率は今後もまだ相当上がるだろう。しかも国策が円安なんだから、輸入100%の原油がどんどん今後も上がるのは目に見えている。

 

 ハイオクは現在180円ほどだ。これが今後5割上がると270円になる。すると車に乗る人が減って、道が混まなくなる。電気代やガス代が3割上がると普通の家庭は赤字になる。その分賃金が上がれば良いが、3割も賃金が上がる会社は全体の5%未満だろう。

結論は一般家庭の95%はインフレ不況つまりスタグフレーションになる。不景気の株高だ。

結論は容易で、インフレ率以上に上昇するものを買えば良い。石油株と金鉱株である。



 空売り通信5月号のうねり取り売買譜面は5017富士石油だった。細かくリズムで逆張りで仕切って全玉が利食いで終わっている。年初来高値を何度も更新中であるから、押し目は無論買いであると個人的には思う。

個人的に上がると思うと書くと提灯が付くから更に上昇しやすいという特徴が加わる。そうやって人気の拡大再生産が継続して株価は上がっていくのだ。

BPS(一株純資産)が1085円で時価が520円なら現在値は半値の大安売りなんだから、1000円まで上がるのが当然である。今1万株買えばインフレで500万儲かる計算だ。一般人で玉操作なんて出来る人は5%もいないのだから、買いっぱなしで放置しておけば宜しい。インフレなら多分そうなるだろう。少し上達すれば高値で一旦売って  544  60ー

押し目を買い直す  515  −20。すると500円上がる間に700円も800円も取れる。プロ相場師はそんな事だけやって生活している。

そういう事が器用にできないのなら  485   −80と買ったまま放置するしかない。

 

WTIが80ドルだ。これが100ドル以上になれば、在庫評価益だけで経常は倍加以上に膨れ上がる。それを読み込んで、5017はすでに倍加した。原油も金も同様だ。だから上昇する資源株はインフレ期の投機対象として誠に都合が宜しいのである。実質賃金低下を回避するにはそんな方法が現実的であると個人的には思う。

270円のハイオクを豪勢に撒き散らしながら走るには、結論としてバリュー株の資源株を何万株か買えば宜しいかと思う。

 

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