nekojiro612’s diary

孫の小遣い稼ぎの空売りマン

運気と健康

元旦に大地震北陸地方であった。秋に妻と旅行した能登地方の高速道が寸断され見る影もないほど破壊された。土産を買った輪島の農協周辺も火災と倒壊で無くなった。その時に新米を買ったのがまだ少し残っている。災害は突然人々の生活を容赦無く破壊する。運がある人、無い人を峻別して多くの人生を奪っていく。あの七尾の素敵なレストランも被災して休業している。

 

 元旦に二人の同世代の人も無くなった。大江秀樹さんと山崎元さん。株式関係のコラムニストだ。大江さんは71歳で血液のガン、山崎さんは65歳で食道癌。お金儲けよりもお金を楽しく使うのが得意な人で残念だ。もっと長生きしてどんどん使って欲しかったなと思う。前期高齢者になれば、誰だってどこかに不調があるのが普通だろう。病院通いをしたり、薬を何種か飲んだりしているのは特別では無いと思う。

 橘玲の『運は遺伝する』という新書を通信のテキストに使用している。行動遺伝学という学問があるのを初めて知ったので勉強中だ。我々の人生は遺伝的な要素に影響を受けるという事が想像以上に大きいようだ。知能も運も遺伝すると聞くと『個人的な努力なんて意味があるのか?』という気分にもなってくる。一卵性双生児が全く異なった環境で別々に育った後に、25年後にほとんど同じような人生の選択をしていたなどと聞くと、遺伝の要素の大きさに驚く。

病気も体質も寿命も遺伝的な要素が大きな部分を占めるのかもしれない。長寿の家系は子孫も長寿の人が多いだろうし、ガンの家系はその影響が強いのだろう。

僕のケースも、父母は胃癌、姉は血液のガン(悪性リンパ腫)で無くなったので、僕もどこかのガンになる可能性は高い。今の所、胃潰瘍は完治したので胃痛は無いが、まあ安心はできない。かといってビクビクしながら生活するのは不愉快だから、好きな事だけして楽しく活発に生活しようと決めている。なるべく歩くにはJRで出かけること。1時間以上JRに乗れば100キロほどは熱海から離れるので、環境が大きく変化する。横浜、東京、静岡など、都会に行くと、贅沢なお店や商品や食事があるので、昔の東京での現役時代を思い出す。本屋一つとっても魅力的な大型書店は都会にしかない。同じ本を買うのでもアマゾンポチっとは味気ない。書棚から手にとって、最初の数行を読んで『いいな』と思って買いたい。装丁の写真やロゴタイプ、推薦文などを読んで、いいなと感じて買う方が楽しい。

 

免疫力を上げること、NK細胞の働きを活発にするような生活が好ましい。毎日笑っているとNK細胞は活性化する。

 今朝は神社で結婚式があるので、そのテーブル装花の搬入に言った。樹齢2000年の楠が立派に育っている。とても来宮神社は運気が良い場所だ。