nekojiro612’s diary

孫の小遣い稼ぎの空売りマン

不思議な日本人投資家

鮑のスープと上海蟹のチャーハンを食べに、友人夫婦と沼津に遠征だ。

 

 

 1月から随分と忙しい。教材の制作や販売、新規の生徒さんの入会やZOOM教習に月足グラフ、折線グラフの更新など、相場が強いせいで量的にいつもより仕事量が増えている。

今年からニーサの枠が増えたので、株式や投信を新規に始めたり買ったりする人が増えているのだろう。そういう人の一部がどこから探してくるのか僕の所に来ている。

広告宣伝は一切していないから、誰かに教えられるか、ネットで検索して辿り着く人が多いようだ。

 

 奇怪なのは、そういう相場初心者の人が高いドルを買うのはわかるが、そのドルで天井圏で崩れる手前の米国株の高値を買っている初心者がかなり多いということだ。日本の初心者の資金でドルと米国株相場を支えて、アメリカ人の高値の売り抜けを支えているという構図。全く日本の財務省アメリカの犬だなと思う。ドルを買ってまではまあ良い、それはしばらくドルのままで保有して、米国株相場がこれから崩れるのを待つのが定石だろう。あるいは円安なのだから、これから更に上がる日本株を狙った方がリスクが少なく儲けが多いだろう?なんで今外国人が日本株を買っているのかよく考えた方が良いだろう。

 

 個人でやっている関係上、分業という事が出来ない。増えたら増えただけ自分でなんとかするしかない。それでも自分のペースで出来る部分は、自営業は気楽だ。最後は出来ないと断れば良いだけの事で、それをやれば信用を失って仕事が無くなるだけの事だ。無くなって経済的に困る事は全くないから、どうでも良い事をしていることになるんだが、暇過ぎても時間を潰すのに困る。良い具合というのはなかなか難しいものだ。

 

 米国ではテスラバブルが弾けた。もうEVは売れない。一番売れているのはハイブリッドのカムリだからトヨタの一人勝ち。しかも円安だ。ボロ儲けである。次に大都市の商業用不動産バブルが弾けた。サンフランシスコの商業ビルは2020年の半値でも売れない。地方銀行のいくつかが時間の問題で倒産するだろう。中国はもっと酷い。国中の不動産が暴落し、株も一人負けで、逃避資金が東京に来ている。今後30年間中国はデフレだ。だから日本株を中国人が爆買いだ。それで1日の売買代金が5兆円を超えた。増えた2兆円の大半が外国人だ。隣の芝生は青い。(爆)

 猫塾のブログサイトのベージビューにも変化がある。2022年までは相場が暴落、急落するとビューがレコードになった。昨年から相場が急騰するとビューがレコードになっている。閲覧筋が強気に傾いているということだろう。弱気筋がショートスクイーズで殺される踏み上げ相場が続いている訳だ。ダブルインバースの信用買い残が1億株を超えて、弱気が毎回、毎月殺される。そんな事が昨年1月からずっと続いている。この残高が無くなるまで、指数の上げは止まらないだろう。1570を買えば良いのだ。曲がり屋には迎え。