nekojiro612’s diary

孫の小遣い稼ぎの空売りマン

死んだら金は使えない

 専業相場師のにぼしさんが熱海伊豆山の高級宿〇〇いえにお泊まりだったらしい。ここは大前研一さんがプロデュースした金持ち向けの保養宿でよくベントレーロールスロイスが止まっている。この宿のお隣のフラットにマダムの生徒さんの高級フラットがあって、相模湾を一望する素敵なロケーションだ。毎月一回お迎えに良く行くのだ。

 

 お湯はナトリウム硫酸塩泉だと思う。ちょっと塩っぱい塩分のトロリとしたお湯が伊豆山温泉の特徴で、切り傷に良いから戦国時代の武将たちが刀傷を癒したのが全国に知られたらしい。

 

 成功した相場師は、暇で金があるので毎日することがほとんどない。だから温泉地で老後を過ごして死ぬ人が多い。佐藤和三郎、山種、是銀と箱根や熱海の温泉で死んだ人が多い。知人の林さんの友人の商品相場の相場師は那須の温泉というケースもある。まあ大体が戦前に御用邸のあった昔からの温泉地が通り相場なんだろうと思う。

誰でも歳をとったら考える事は同じようなもんである。温泉に入ってしばらくぼーっとしていると、他の事はどうでも良くなる。飯とか金とか女とか頭の中から全部消えて行く。(爆)

坐って半畳、寝て一畳とはよく言ったもので、人間所詮はそんなものであるなあと思うが、煩悩があるので相場師になったのだから、まあ出来るだけ煩悩の通りに生きた方が自然である。

僕も都会で大地震にあって、借家を追い出されたので熱海に逃げ込んだ口である。別に建物はコンクリートの頑丈な物件で被害はゼロだったのだが、医者の大家さんが相続問題で取り壊して売りたかったので立ち退かされた億ションだった。家賃50万、駐車場15万(4台分)、法人の社宅だからいくらでも関係ないのだな。2年後に三井不動産が新築の低層フラットを売り出していてた。98平米で14000万。僕は150平米だったからまあ2億オーバーの物件だったという事だろう。でも3階にいて地震の時はキッチンの棚が全部空いて食器が全部落ちて割れた。おかげで新しいVERA WANGの食器のセットを新調できてよかったけど、、。ベンツもポルシェもジャグアーも飽きて、欲しいものが見つからない。接待飯も飽きて、海外旅行もめんどくさい。金で買えるものはすぐになんでも飽きてしまう。一番飽きないのがやはり相場なのである。

 

僕のフラットも源泉が各戸に配湯されているフラットで138平米だから〇〇いえとまあ同じようなもんだろう。1泊30万ほどだから贅沢な暮らしということになるが、鉄板焼きのテーブルはついていない。僕のは15000円のたこ焼きができるホットプレートである。(爆)もっともテーブルはコルビジェの大理石だけど、、。



 東京の人が癒しに熱海の温泉に泊まりにくる。熱海の人が飯を食いに銀座や渋谷に行く。

元気ならそういう遊びもできる。コロナやインフルエンザをキッカケに深刻な病気が悪化して死亡する人が周囲でも目立っている。重要なのは自分の免疫力を上げて、病気にかからないようにする事だろう。命あっての物種である。死んだら金は使えない。だから生きている間にどんどんと金を使って楽しもう。