nekojiro612’s diary

孫の小遣い稼ぎの空売りマン

BUY ON THE DIP

 

春は🌸鯛  今夜は鯛めし、蕗の薹の天ぷら

 

ZOOM教習というのを毎月2回やっている。第2、第4金曜日の21時から23時までの2時間。週末のお疲れの所を申し訳ないんだが、休日はちゃんと遊んだ方が良いので、相場は金儲けだから平日の夜の残業時間でやることにした。



 毎回50名程度、9割が固定のリピーターで、彼らは安定的に毎年利益を積み上げていると思う。中には資金が億を超えた人も出たし、専業になった人もいるので結構真剣な質問が出たりする。

 

 「今年の225の高値はいつ、どれぐらいですか?」というストレートな質問をしたい人もきっといるんだろうが、慣れた生徒は『馬鹿野郎、そんなもんわかりっこねえだろ。』と怒鳴られるのがオチだから聞かない。

 

別段、秘密にしている訳じゃない。指数をパッシブで買い上げるファンドの資金が、外人投資家の6割なんだから、市場全体で見れば、パッシブ運用の資金構成比はトータルでも3割を超えるんじゃないかと思う。だから指数の天井の目処や時期は極めて重要であると僕も思う。だから何か書くと『当たる、曲がる』の話になりやすいので、こっそりとしか言わないのだな。なんでそんな数値になるのか、結果だけ見ても意味がない。どういう思考からそうなるかが重要なんだな。なるかならんかは状況で変化するのだから結果論はあまり意味がないのだ。曲がりそうならある時点で修正すれば良いだけの事であり、その時点で、相場も量も変えれば良いのである。

 

 現時点の金利や需給から見て、年内に225の高値は46000円程度、高値は5月後半と12月のW TOPで、夏と秋に15%程度の押し目があるかな?というイメージ。

 

為替は年末160円に円安に触れて、4月にゼロ金利解除、FRBの利下げは秋に1回だけというシナリオだ。だから225は新高値を更新してイケイケどんどんと上がるなと思う。

 

過去の225のドルベースでの高値は288ドル。これをドル円160円換算だと46080円となる。最低でもそれぐらいは戻ると思う。問題はTOPIXだ。225に遅行している分だけ上昇余地が相当あるので、変化率という意味では大きく動く。僕はバリュー株を中心に運用しているから、日本でもハイテクとバリューの相互の綱引きの循環物色になると思う。

バリューの押し目は全部買えという事で、BUY  ON  THE  DIPだと思う。

一方でアメリカのハイテクはバブルだから、どこかで必ず弾ける。すでにテスラは弾けた。次なる候補はエヌビディアである。これが弾けるとアメリカ株全体が沈むと思う。秋には多分ヤバい時間となるだろう。

======================================

27日の東京株式相場で東証株価指数TOPIX)銀行株指数が3営業日続伸し、2008年6月以来の日中高値を付けた。この日の取引開始前に発表された1月の消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る伸び率となり、日本銀行の緩和政策修正観測が強まった。

三菱UFJフィナンシャル・グループは一時前日比2.3%高と17年ぶりの高値。みずほフィナンシャルグループは2.7%高、三井住友フィナンシャルグループは3.4%高と主要な銀行株が軒並み高い。銀行株はTOPIXの押し上げに最も寄与している。

国内金利は物価指標の発表を受けて上昇している。2年国債利回りは、日銀による早期の政策修正が警戒され、2011年7月以来の水準に切り上がった。

楽天投信投資顧問第二運用部の平川康彦部長は、銀行株には株価純資産倍率(PBR)が1倍を割れている銘柄が多く、政策保有株の圧縮も遅れていると指摘。日銀の利上げが複数回行われる可能性もあり、期待の高まりやすさを踏まえると「過熱感はまだない」と述べた。

著者:田村康剛、エディ・ダン